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「インベスターM」投資ブログ

FX投資手法の解説、テクニカル分析「順張り」

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「順張り」について説明したいと思います。
「順張り」のことを「トレンドフォロー」とも言います。

「順張り」という言葉の意味を理解しないで使っている方も多いように見受けられます。
たとえば、単純に上昇トレンドの途中で買うのを順張りだと考える人がいますが、これは違います。

はっきり上昇トレンドだとわかっているときに買う場合、トレンドがどこまで続くか予想する必要があります。
それを考えずに、上昇トレンドだと思って買ったものの、買ったところが天井でそのまま下落、ということになってしまいます。

では、「トレンドに沿って取引をしていく」というのはどういうことでしょうか?
どのようなタイミングや相場環境の時に仕掛けていけばいいのでしょうか?

順張り戦略でトレードをして成功するためには、
①相場にトレンドが発生している最中か、
②今後トレンドが発生する可能性が高まっている、

のどちらかの相場でなければいけません。

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トレンドの把握

チャートを見て、トレンドの把握をしてみましょう。
チャートには5分足、15分足、60分足、4時間足、日足、週足、と色々な種類がありますが、トレンドフォローで大事なのは上位足(4時間足~週足)がどのような状況なのかを確認する必要があります。

よく、「トレンドフォローでエントリーしてもすぐに反転してしまいます」という話を聞きますが、4時間足や日足などの上位足が異なるトレンドを示していたというケースが多いです。

例えば、15分足チャートでは上昇トレンドですが、4時間足では下降トレンドを示していれば、全体的な相場の流れは下目線であるということが言えます。

短期的な売買だと認識して入るのであれば構いませんが、相場の流れはどちらなのかを理解しておかなければなりません。

私の考える、「トレンドの判断」手法を説明します。
それは、9本以上のローソク足がバンドウォークし終わって、+1σを終値で下抜けたら売る、-1σを終値で上抜けたら買う、というものです。
チャートの分足は何分でも構いません、1方向に進みきった後に1σを下抜けた時に、「トレンドが反転した」と判断します。

トレンドが発生したと思ってすぐにエントリーすると、実際にはトレンドが発生せずダマシを食らうといったことがよく起こります。また、トレンドの発生を確信したころにはもう遅く、そのタイミングで調整相場が始まり逆方向に動き出すといった場合も多いです。
しかし、大きく上昇や下落をした後の調整相場では、初心者でも判断しやすいはずです。チャートをじっくり見ることです。
一方的に上昇し続ける相場はあり得ないので、調整は必ず発生します。
それが来るのを待ち伏せしているだけでいいのです。

順張りで勝てない人の理由は何か?

順張りのつもりが、で逆方向にあってしまう人の共通点は以下の3つです。

① 相場の環境認識が出来ていない
② エントリーのタイミングが悪い
③ 損切りを置く位置が悪い

繰り返しますが、トレンドフォローが機能するのは、相場にトレンドが発生している時だけです。
レンジ相場の時にエントリーするのは「順張り」ではありません。
相場を正しく認識し、良いタイミングでエントリーするスキルが身に付けば、大きな利益を上げることが出来るのが「順張り」という手法です。

もちろん必勝ではありません。損切りのタイミングも、最初に決めておきます。
そして、別のオシレーターも合わせて判断することです。
そうやって自分の投資法を見つけていくのが良いと思います。

闇雲にトレードするのはいけません。
「必ず上がる」という確固たる根拠を見つけてからエントリーしてください。

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